公園でケガをしないか心配

子どもとどうやって遊べばいいの? 遊びのプロが、遊育(あそいく)のお悩みに答えます!

Q:最近、子どもが公園遊具で活発に遊ぶようになったのですが、ケガをしないかハラハラしてしまいます。滑り台やブランコなど、自分が子どもの頃に遊んでいたとはいえ、不安です。気にしすぎなのでしょうか?

近頃あらゆる公園遊具が撤去されたり、使用禁止になっているのを見ると、「危険な遊具だったのかな?」と不安になりますよね。

自分の子供の頃はどうだっただろう? 

自身の子どもの頃を思い出してみると、何が楽しかったって、「ダメ!」「危ない!」と言われることを試してクリアしていく、スリルが一番楽しかったですよね。

それは今のお子さんにも言えること。許容レベルのリスクは遊びの価値においてとても大切で、それを「体験したい」と思うことが人間の本能であり、遊びの価値のひとつなんです!

その子の能力を引き出してあげることが本当の遊び

子どもは遊びの中で危険を経験し、対処・予測することを学びます。そして同じレベルの危険が現れた時に、頭で考えなくても回避できるようになり、その成功体験から、自信や主体性などの「非認知能力」と呼ばれる発達において、とても重要な能力を身につけるんです。

遊びには少しのリスクも

例えば、遊びやすく登りやすい遊具や、きれいで可愛い遊具が、遊ぶ能力の発達を後押ししているとは限りません。「遊びの価値が高いもの」にリスクが多いことはよくあること。言い換えると、遊びの価値を高めるには、少しのリスクも大切なのです!

不安な時は、お母さんお父さんも一緒に遊んで、お子さんと楽しさを共有するのも大切ですよ。いっぱい体を動かすと、運動不足の解消にもなりますよ。

「ケガをしないように」ではなく、ケガをしてもすぐ対処してあげられるように、一緒に楽しみましょう!

弘永 元(ひろなが はじめ)
株式会社アネビー 開発部・安全管理部
国際遊び場検査士機構 – 精密点検検査士(RPII – Certified Outdoor Annual Inspector)

アネビーホームページにてコラムを掲載中!
こちらも是非ご覧ください。
https://www.aneby.co.jp/safety/