絵本作家・酒井駒子、待望の画集。
クロス装、424ページ。
展覧会図録として、いよいよ刊行。
絵本作家、酒井駒子。その静謐さをたたえた美しい絵と、詩的で思索的な文との響き合いは、子どもから大人までの多くを魅了し、日本にとどまらず海外でも高い評価を得ています。
本書は、酒井駒子初となる本格的な個展「みみをすますように 酒井駒子」展にあわせて刊行する展覧会図録です。デビュー作から最新作まで、20冊を超す絵本を中心に約300点の原画、約30点のラフスケッチを選んだ、400ページを超す画集です。
画用紙や段ボールに黒い絵の具を下塗りし、その上に描き出された子どもたちや動物たち。時が止まったかのような、あるいは雪降る日の静けさの中の、まぶたの奥の瞳に、ひそやかな仕草に、ささやき声に、みみをすますように、ごらんください。
クロス装に題箋貼りされているのは、本書のための描き下ろしの絵です。
タイトルは「手に鳥を乗せている」。
ブックデザインと絵の並びは、『金曜日の砂糖ちゃん』(偕成社)を手掛けたcozfish(祖父江慎+藤井瑶)が担当しました。
PLAY! SHOPでの発売のほか、書店やオンラインショップで購入できます。
『みみをすますように 酒井駒子』
2021年4月10日(土)発行
PLAY! SHOPのほか、全国書店、オンライン(BlueSheep Shop、PLAY! オンラインショップ、Amazonなど)でも販売中
価格: 税込 4,180円(本体 3,800円+税10%)
A5版変型、上製本、424ページ、ISBN 978-4-908356-21-6
発行:ブルーシープ
寄稿:管啓次郎
デザイン:祖父江慎+藤井瑶 (cozfish)
印刷・製本:サンエムカラー
目次
序文にかえて 酒井駒子
よるくま
リコちゃんのおうち
よるくま クリスマスのまえのよる
ぼく おかあさんのこと…
金曜日の砂糖ちゃん
ロンパーちゃんとふうせん
赤い蝋燭と人魚
こりゃ まてまて
きつねのかみさま
こうちゃん
ゆきが やんだら
ビロードのうさぎ
BとIとRとD
くまとやまねこ
くさはら
はんなちゃんがめをさましたら
しろうさぎとりんごの木
七夜物語
まばたき
ヨクネルとひな
なきむしこぞう
すやすや おやすみ
ねえさんといもうと
梨の子ペリーナ
森のノート
夢でもし会えたら 管啓二郎
作品リストと本の情報