
どうぶつがいるのは、動物園や水族館だけではありません。お店のロゴマークや名前、グッズのパッケージ…。私たちの周りには、たくさんのどうぶつが潜んでいます。
「どうぶつ展 わたしたちはだれ?どこへむかうの?〜WHO ARE WE? WHERE ARE WE GOING?」(2025年4月16日(水)ー7月6日(日))にあわせて、東京都内の“どうぶつ”にまつわる施設やお店を楽しく紹介する「どうぶつマップ」を作りました。ここでは、そのマップで取り上げた14のお店を紹介します。さまざまなどうぶつたちに会いに行ってみてください。
①多摩動物公園
場所: 東京都日野市程久保7-1-1
出会えるどうぶつ:コアラ、カンガルー、ライオンなどいろいろ
X(旧Twitter):@TamaZooPark








多摩丘陵の豊かな自然が多く残る、国内最大級の広さを持つ動物園。約260種の動物が飼育されています。広い放飼場を活用し、野生で群れをつくる動物はなるべく群れで飼育するなど、ダイナミックな展示が特徴です。1964年、世界に先駆けて開始した、ライオンの群れをバスに乗って観覧することができる「ライオンバス」も見どころの一つです。
②阿豆佐味天神社
場所:東京都立川市砂川町4-1-1
出会えるどうぶつ:猫
X(旧Twitter):@azusamitenjin




寛永6年から立川・砂川地域の鎮守様として発展を見守ってきた神社で、本殿と拝殿は現在立川市内で最も古い木造建築と言われています。立川の観光大使でもあるジャズピアニスト・山下洋輔さんの愛猫が失踪した時、この神社で猫の帰還を祈願したところ猫が帰ってきたことをご自身のエッセイの中で「猫返し神社」として紹介したのをきっかけに、猫好きにも親しまれています。絵馬にも猫が描かれ、さらには狛犬ならぬ“狛猫”がいたりと、猫好きなら一度は足を運びたいスポット!
③黄色い鳥器店
場所:東京都国立市北1-12-2
出会えるどうぶつ:鳥、ほかにもたくさん
Instagram:ckiiroitori




店主が全国各地の工房を訪ね歩いて、ほんとうに好きなものだけを集めた器と雑貨が揃うお店。キッチンのある店内には鳥だけでなく、動物の描かれた器、手編みのカゴなど、さまざまな日用雑貨が並びます。不定期で作家の個展やワークショップも開催していて、その時々でがらりと様変わりするのが楽しい。「贈りものを探すとき頼りになるお店でありたい」という思いがつまった黄色い鳥器店では、いつ足を運んでもとっておきの品々に出会えますよ。
④JRA競馬博物館
場所:東京都府中市日吉町1-1 JRA東京競馬場内
出会えるどうぶつ:馬
X(旧Twitter):@JRARacingMuseum




JRA東京競馬場内にある、競馬をテーマにした博物館。競馬という人馬一体のスポーツの魅力を、歴史、文化、血統、レース、名シーンなど様々なテーマで紹介しています。発走時の騎手やスターターの体験など、競馬場内の博物館ならではの楽しみも魅力的。競馬場でレースが開催される日は、博物館前でミニチュアホースに会えることも!競馬ファンはもちろんのこと、馬好きのみなさんにもおすすめしたい施設です。
⑤まめ蔵
場所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-18-15 武蔵野カントリーハイツ
出会えるどうぶつ:ゾウ
X(旧Twitter):@mamezo_curry
Instagram:curry_mamezo





1978年から続く、吉祥寺の老舗のカレー屋さん。野菜や豆、お肉がゴロゴロ入った欧風カレーは1度食べたらやみつきになる味わい!店内は作家としても活動するマスターの作品があちこちに飾られ、かわいらしくどこかホッとする雰囲気。常連客が多いというのも頷けます。ちなみにロゴマークにもなっている「まめぞう」は、実はゾウではないそうです。
⑥日本獣医生命科学大学
場所:東京都武蔵野市境南町1-7-1
出会えるどうぶつ:馬
ウェブサイト



1881年に日本初の私立獣医学校として誕生した大学。学部は、獣医学部に獣医学科・獣医保健看護学科、応用生命科学部に動物科学科・食品科学科の、2学部4学科。動物の医療と看護、動物生産、食のスペシャリストをめざします。
創部80年の伝統ある馬術部が飼っている馬が、JR中央線武蔵境駅と東小金井駅の間の車窓から見えることがありますよ。
⑦URESICA
場所:東京都杉並区西荻北2-27-9
出会えるどうぶつ:鹿と猫、ほかにもたくさん
X(旧Twitter):@uresica
Instagram:uresica



西荻窪駅を北へまっすぐ進んだところにある、本と雑貨とギャラリーのお店。店内は猫の本をはじめ、哺乳類から植物、石まで、自然科学系の本など幅広いテーマの書籍が並んでいます。なかでもURESICAの出版書籍『ねこ100テンポストカードブック』は売上を一部動物保護活動の寄付へあてていたりと、保護犬猫をまもるための取り組みも行っているそう。「絵本作家どいかやさん作のフリーペーパー『ペットショップにいくまえに』とあわせてぜひお読みください」。
⑧PLAY! PARK ERIC CARLE
場所:東京都世田谷区玉川2-21-1 タウンフロント 二子玉川ライズ・ショッピングセンター タウンフロント8F
出会えるどうぶつ:あおむし、ほかにもたくさん
X(旧Twitter):@PP_ERIC_CARLE
Instagram:play_park_eric_carle







『はらぺこああおむし』で知られるエリック・カールの世界観の中で、子どもたちが生き生きと遊べる屋内遊び場。みどりのめいろやアスレチックなど、まるで絵本に入り込んだような空間が楽しい!3月1日(土)ー6月30日(月)は、エリック・カールが描いた「いきもの」をテーマにしたイベント『いきものフェス』を開催中とのこと。期間中は「いきもの」に関連したワークショップを、日替わりで毎日体験できます。
⑨ウミネコカレー
場所:東京都渋谷区幡ケ谷1-32-16
出会えるどうぶつ:ウミネコ
X(旧Twitter):@uminecocurry
Instagram:uminecocurry



幡ヶ谷駅からすぐ、「毎日食べられる。胃で味わうカレーライス。」がキャッチコピーのカレー屋さん。こだわりの無添加素材で丁寧に作られたカレーは、複雑なスパイスが香る身体に優しい美味しさです。温かみのある店内には、いたるところに表情豊かなウミネコが!「ジワジワと沁みるようなカレーを目指しています。少しでも元気になってもらえますように」。“羽やすめ”にぴったりのお店です。
⑩COW BOOKS
場所:東京都目黒区青葉台1-14-11 コーポ青葉台103
出会えるどうぶつ:牛
X(旧Twitter):@COWBOOKS
Instagram:cowbooks_tokyo


牛の歩みのようにゆっくりと穏やかに、中目黒の川沿いにある小さな本屋さん。2025年9月に23年目を迎えます。コンセプトは「everything for the freedom & book bless you.」書店の仕事からうまれたオリジナルグッズと、世界中から集めた選りすぐりの古書を販売しています。お気に入りの一冊をみつけにぜひ遊びに行ってみてください。
⑪nitako
場所:東京都目黒区中央町2-34-10 alloggi K F号室
出会えるどうぶつ:犬や猫
X(旧Twitter):@_nitako_
Instagram:_nitako_







学芸大学駅からすぐ近くにある、犬猫をモチーフにした古着がいっぱいの夢のようなお店。古着以外にも、雑貨、アクセサリー、絵などを販売しています。店内にはアメリカで買い付けたファニーなアイテムがたくさん並び、80’s 90’sを中心に一癖ある洋服を取り扱っているのが一押しポイント。愛犬・愛猫家のみならず、どうぶつ好きにはたまらない空間です!
⑫上野動物園
場所: 東京都台東区上野公園9-83
出会えるどうぶつ:ジャイアントパンダなどいろいろ
X(旧Twitter):@UenoZooGardens
Instagram:ueno_zoo_official

東京の都心部にありながら自然と調和した景観を維持している、日本で最も古い動物園です。園内は「東園」と「西園」に分かれていて、約300種3,000点もの動物が飼育されています。2020年には、「パンダのもり」がオープンし、自然な環境でのびのびと暮らすジャイアントパンダたちの姿を見ることができます!
⑬国立科学博物館
場所:台東区上野公園7-20
出会えるどうぶつ:とてもたくさん
X(旧Twitter):@museum_kahaku
Instagram:kahaku_nmns





1877年創立、日本で唯一の国立の総合科学博物館、通称“かはく”。国内最大規模の展示空間には貴重な剥製や標本がずらりと並び、館内をぐるりと歩いてみるだけでも大満足!博物館=お勉強の場、というイメージを持つ人も少なくないかもしれませんが、工夫が凝らされた展示デザインや演出で、誰でも気軽に自然科学の世界へ足を踏み入れることができますよ。
⑭葛西臨海水族園
場所:東京都江戸川区臨海町6-2-3
出会えるどうぶつ:ペンギンやクロマグロなどいろいろ
X(旧Twitter):KasaiSuizokuen



葛西臨海公園の中にあり、500種を超える世界の海や身近な水辺の生き物と出会える水族館。大きなガラスドームがシンボルです。館内では2,200トンのドーナツ型の大水槽で群泳するクロマグロや、国内最大級のペンギン展示場で泳ぎ回るペンギンたちの姿などを見ることができます。