
鈴木のりたけ考案!
あのミリオンセラー絵本を実体験できる
新感覚の「ピンチ・エンターテインメント」
絵本作家の鈴木のりたけによる、子どもが生活の中で遭遇するさまざまなピンチを描いた、ミリオンセラー絵本『大ピンチずかん』(小学館)。本展は、鈴木自らが考案し制作した4つのピンチを来場者が体験できる「ピンチ・エンターテイメント」を中心に、PLAY! MUSEUM の独自企画としてデビュー作品の絵本原画や『大ピンチずかん』のラフスケッチを特別展示します。絵本に登場するピンチを立体化するだけではなく、ピンチで遊んだり、オリジナルなピンチを考えたり、はたまたピンチの真っ只中に飛び込んだりと、大人も子どもも一緒になって来場者同士がピンチの状況を楽しむことができます。「おもしろがると せかいが ひろがる」をモットーとする鈴木が新たな領域に挑む「ピンチ・エンターテインメント」の世界。鈴木のりたけの「絵の世界」を存分に体感できるこの秋、おすすめの企画展です。
ミリオンセラー絵本『大ピンチずかん』とは?
「ああ、しまった!」。人は日々、さまざまなピンチに遭遇します。鈴木のりたけが息子の大ピンチからヒントを得て作った絵本『大ピンチずかん』(小学館)は、多くの共感を呼びミリオンセラーとなりました。2025年4月には最新刊『大ピンチずかん3』が出版され、その勢いは止まりません。そして2025年7月からは展覧会「大ピンチ展!」がスタートし、全国へ巡回します。3つ目の会場となるPLAY! MUSEUM では、限定企画としてデビュー作『ケチャップマン』(2008年/文芸社ビジュアルアート、2015年復刊/ブロンズ新社)から名作『しごとば』『たべもんどう』(いずれもブロンズ新社)など、絵本原画などの特別展示もあります。

鈴木のりたけが考案!「ピンチ・エンターテインメント」体験とは?
鈴木のりたけが展覧会のために考案した4つのピンチ、「みるピンチ」「なるピンチ」「かんがえるピンチ」「とびこむピンチ」が、会場の随所で待ち構えています。来場者が参加し、ピンチを遊んだあとが残り、それを次の来場者が見て楽しさがアップしていく、そんな触れ合いのある体験型の展覧会が、「ピンチ・エンターテインメント」です。
その①

特大ピンチを楽しもう
こぼれた牛乳や倒れそうなケーキ、犬のフン。そんな大ピンチを巨大化すれば、ピンチもますます拡大します。特大のピンチを近くでじっくりと眺めると不安な気持ちと共に、絵としてのおもしろさも体感できます。



その②

ピンチを遊びで乗り越えよう
パンが焦げてしまったら、黒こげで絵を描いてしまおう。トイレが使用中なら、ノックして話しかけてみよう。蜘蛛の巣に引っ掛かったら遊んでしまおう。ピンチに遭遇したら遊びで乗り越えてしまいましょう。






その③

オリジナルのピンチをつくってみよう
「だれが・どこで・なにを・どうした」の4種類の言葉を組み合わせて生まれる偶然のピンチを笑い飛ばす「大ピンチバー」。男の子の全身を襲うピンチの組み合わせを楽しむ「大ピンチブロック」。参加して考え、来場者が一緒に楽しめるピンチです。





その④

全身でピンチを体験しよう
ピンチに遭ったらその懐に飛び込んでしまおう!『大ピンチずかん』の男の子が牛乳をこぼしたシーンを立体化し、ピンチの真っ只中を体験できます。

PLAY! MUSEUM限定 特別展示
デビュー作の絵本原画や『大ピンチずかん』のラフスケッチも!
デビュー作『ケチャップマン』(2008年/文芸社ビジュアルアート、2015年復刊/ブロンズ新社)から名作『しごとば』『たべもんどう』(いずれもブロンズ新社)の絵本原画約30点以上、『大ピンチずかん』、「大ピンチ展!」制作過程を見ることができる貴重なラフスケッチを特別展示。大胆かつ緻密な鈴木のりたけの「絵の世界」を体感できます。本展示は全国巡回する中で、PLAY! MUSEUM限定の特別展示です。



エンターテイナー・鈴木のりたけが挑む新境地
鈴木のりたけは、ケチャップが主人公の絵本『ケチャップマン』(2008年/文芸社ビジュアルアート、2015年復刊/ブロンズ新社)で絵本作家としてデビューすると、豊かな色彩でワクワクする世界を創造した「ぼくの」シリーズ(PHP研究所)、普段は見ることのない働く人の職場を緻密に描き紹介した「しごとば」シリーズ(ブロンズ新社)をはじめ、数々のユニークな絵本を生み出してきました。鈴木の絵本作りにおける信念は、作り手自身が面白いと思えること、読む人が価値や面白さを見出すこと。新たに挑んだ展覧会という舞台でも、人々を楽しませるエンターテイナーとしての信念がいかんなく発揮されています。
限定グッズも充実! ピンチをたくさん持ち帰る!
展覧会図録『大ピンチを楽しむ』をはじめ、大ピンチブロックや大ピンチへんなふくカードなど、展示コンテンツをグッズ化したアイテムや、キービジュアルをあしらったT シャツやバッグなど、「ピンチ・エンターテインメント」を持ち帰ることができる限定グッズを数多く取り揃えます。『大ピンチずかん』をはじめとする、鈴木のりたけの絵本も販売します。





鈴木のりたけ
1975年、静岡県浜松市生まれ。グラフィックデザイナーを経て絵本作家になる。『ぼくのトイレ』(PHP研究所)で第17回日本絵本賞読者賞。『しごとば 東京スカイツリー』(ブロンズ新社)で第62回小学館児童出版文化賞。第2回やなせたかし文化賞受賞。『大ピンチずかん』(小学館)で第15回MOE 絵本屋さん大賞2022第1位。『大ピンチずかん2』で第17回MOE絵本屋さん大賞2024第1位。ほかの作品に「しごとば」シリーズ、『たべもんどう』「おでこはめえほん」シリーズ(ブロンズ新社)、『ぼくのおふろ』『す~べりだい』『ぶららんこ』(PHP研究所)、『おしりをしりたい』(小学館)、『かわ』(幻冬舎)、『とんでもない』『なんでもない』(アリス館)、『うちゅうずし』(角川書店)、『たれてる』(ポプラ社)などがある。千葉県在住。2男1女の父。
鈴木のりたけ「大ピンチ展!」
会期:2025年10月8日(水)ー12月7日(日)無休
開館時間:10:00-17:00(土日祝は18:00まで/入場は閉館の30分前まで)
入場料:一般1,500円/大学生1,000円/高校生800円/中学生600円/小学生600円
*当日券で入場できます。土日祝および混雑が予想される日は事前決済の日付指定券(オンラインチケット)を販売します
◯割引制度(併用不可)
①[立川割]一般 1,000円/大学生600円/高校生500円/中学生400円/小学生400円
*立川市在住・在学を確認できる免許証、学生証等をご提示ください
②[障害者割引]一般 800円/大学生500円/高校生400円/中学生300円/小学生300円
*障害者手帳をご提示の方とその介添人1名は上記金額
③[PLAY! 割]PLAY! PARKのレシートをPLAY! MUSEUMでご提示いただくと、当日に限り「一般」のみ当日券を200円引きで購入できます(オンライン購入不可)
*いずれも税込
*未就学児無料