「どうぶつかいぎ展」写ルンですスナップ企画!①

企画展示「どうぶつかいぎ展」関連企画

「どうぶつかいぎ展」に参加したアーティストや、PLAY! を作る仲間たちに、「写ルンです」で会場内の気になるスポットを撮影してもらいました。

どのように展示を見て、何を感じたのか、みなさんのコメントもあわせてお楽しみください。
*記事のまとめはこちら

ヨシタケシンスケ(絵本作家)

「どうぶつかいぎ展」参加作家。導入の「ケストナーとトリアー 動物会議ができるまで」、エピローグ「動物会議の最終日」を制作。

―どこが面白かったですか?

会場入ってすぐの壁にある「まったく、人間どもったら!けったくそ悪いやつらだよ!」という2行が新鮮でした。
人間全体に対する悪口ですが、なかなか言えないことで、でも言うべきことです。
それがオフィシャルな場に書いてあることに、胸がすく思いがしました。

秦直也(イラストレーター)

どうぶつかいぎ展」参加作家。第2幕「動物ビルで会議があるぞ!」を担当。

―展覧会について一言!

僕は伝達のシーンを担当しましたが、他の作品を見て、どうぶつを表現するアプローチはたくさんあるんだなと思って、刺激になりました。

手塚貴晴(手塚建築研究所)

PLAY! の内装設計を手がけ、PLAY! PARK館長でもある。「どうぶつかいぎ展」では展示デザインを担当。

―展覧会について一言!

当たり前のことを当たり前に言う。そういうことを楽しませてもらった展覧会です。
それを伝えられればいいと思います。

大澤綾(N&A)

2021年からPLAY! の広報サポートを担当。

―ケストナーからのメッセージをどう受け止めましたか?

しっかり目と心を開いて世の中を見ること、知恵と勇気とユーモアを持って行動すること、はたらきかけること。
「どうぶつかいぎ展」のおかげで、こどもの頃に夢中になって読んだ「点子ちゃんとアントン」や「ふたりのロッテ」など、他のケストナー作品も読み直しています。
何に夢中になっていたのか、忘れてしまっていた大切なものに、にっこりしたり、しんとしたり、はっとしたり、誰かに話したくなったり…、心を動かしながら、ゆっくり向きあっています。

杉山真唯(武蔵野美術大学日本画学科)

2021年に開催したPLAY! ×武蔵野美術大学 課外プロジェクト「PLAY! と経済:アート、クリエイティブ、実践」に参加。

―どこが面白かったですか?

第5幕(菱川勢一さんの作品)に入ったところがぱっと見怖かったです。もし自分が小さかったら、入るのに勇気がいるなと思いました。
でも、5幕のテーマは「子どもたちのために!」なので、一歩、足を踏み入れてみようかなとも思えました。言葉と見た目とのギャップが面白かったです。