「どうぶつかいぎ展」写ルンですスナップ企画!②

企画展示「どうぶつかいぎ展」関連企画

「どうぶつかいぎ展」に参加したアーティストや、PLAY! を作る仲間たちに、「写ルンです」で会場内の気になるスポットを撮影してもらいました。

どのように展示を見て、何を感じたのか、みなさんのコメントもあわせてお楽しみください。
*記事のまとめはこちら

梅津恭子(ぬいぐるみ作家)

「どうぶつかいぎ展」参加作家。第1幕「まったく、人間どもったら!」を担当。

―会場で好きだったところは?

「動物ビル」です。
知っている動物を次々と発見していく楽しさがあります。
どうぶつ図鑑を見るのが大好きだった子供時代を思い出しました。

永岡綾(編集者)

「どうぶつかいぎ展」の企画を制作。
2022年3月下旬刊行予定の展覧会公式図録の編集を担当。

―展覧会について一言!

小説『点子ちゃんとアントン』のまえがきで、ケストナーはおもしろいことをいっています。
立ち止まって考えなければならないことは小さな字で印刷しておくから、そういうのを読むのが好きな子は読んでくれたらいいし、めんどうで食欲なくなっちゃうよという子は、とばしてくれてかまわない。
要約すると、だいたいこんなようなことです。

この「どうぶつかいぎ展」も同じだなあ、と思います。
かわいくて、おかしくて、ときどき怖い作品たちとの出会いを満喫するのもいいし、自分だけの新解釈『動物会議』を探求するのも楽しいです。

岡本梓(伊丹市立美術館学芸員)

「どうぶつかいぎ展」の企画を制作。

ーケストナーからのメッセージをどう受け止めましたか?

戦争のような破壊への衝動と、子どもや誰かを愛する心。
『動物会議』は、そんな矛盾する本能をもつ私たち「人間」の物語でもあるのでは?

高見知香(カメラマン)

「どうぶつかいぎ展」の会場撮影を担当。

―会場で好きだったところは?

自由に鑑賞できるところが好きです。近寄ってもいいし、ずっと同じ場所にいても居心地が良かったです。

鎌倉薫(N&A)

開業時からPLAY! の広報サポートを担当。

―展覧会について一言!

絵本の中から飛び出したアーティスト達の作品が、ユーモアある、かわいい表情で迎えてくれます。
一方物語の中ではどうぶつ達への誓いを忘れ、同じ過ちを繰り返す人間たちが描かれています。
この愛しい動物たちのために、私たちは何ができるか。考える機会を与えてくれる展覧会です。