バルーン・モンスターのひみつ

大型の風船遊具、制作の裏側

子どもたちのあそび場、PLAY! PARK。ここには既存の遊具はありません。大型の遊具は様々なクリエイターや学生、PLAY! PARKスタッフと一緒に企画し、手作りで制作しています。

2022年9月10日(土)から〈大きなお皿〉に登場するのは「風船」を使った大型遊具「バルーン・モンスター」。このユニークな遊具の発案は、東京都市大学の学生団体「如学会」です。東京都市大学の手塚貴晴研究室とPLAY! PARKのスタッフによって、手作りで制作していきます。

「バルーン・モンスター」は、乗っても割れない不思議な遊具。風船は強く圧力をかけると割れてしまいますが、「バルーン・モンスター」はどうして割れないのでしょう?
へんてこなモンスターのひみつを、詳しくお伝えします!

バルーン・モンスターのひみつ①材料、下準備

まず、「バルーン・モンスター」に必要なものは空気と風船、それから梱包用のラップ。

1個ずつラップで巻いていきます。

ただ巻くだけでは上に乗れません!圧縮するように力強く巻いていきます。
強く巻くと風船のラインが出て、ハリのある「バルーン・モンスター」ができあがります。
頑張ってつくった次の日は筋肉痛です。

バルーン・モンスターのひみつ②モンスターのつくりかた

よく見てみると、風船の向きもパーツごとにさまざま。
結び目を同じ向きになるように組み合わせたら、ぐねぐねと曲がったパーツに。交互に組み合わせると、まっすぐなパーツを作ることができます。

風船3個のパーツ同士をさらにつなげて、6個や9個、12個の棒状のユニットをたくさん作っていきます。

バルーン・モンスターのひみつ③モンスター誕生

棒状ユニットができたら、いよいよモンスターの形に組み立てていきます!
組み方次第で個性豊かな「バルーン・モンスター」が誕生します。

おまけ

中身は空気!持ち上げるとすごく軽いです。

風船でできた遊具なので、次第にしぼんで小さくなっていきます。
維持していく過程やみんなが遊ぶことで姿が変わるのも特徴です。

*「バルーン・モンスター」期間中は遊具が設置されている〈大きなお皿〉以外でも、「空気」がテーマの遊具やワークショップであそぶことができます。お楽しみに!

「バルーン・モンスター」協力

手塚貴晴(制作協力)

東京都市大学手塚研究室(制作協力)

小川晃由/中野慶仁/浅倉有希/内村友洋/永木伶奈/近藤邦央/武末杏奈/富樫弦人/鳥居澪/水上愛海/朝長優斗/薄井実乃里/小野雄史/小菅たいが/小管風雅/重松希等璃/鈴木優澄/中島弘樹//初村大地//東拓磨/広谷哉子/宮崎拓実/室谷瞭/Vilma Vino/ Einar Plamberg/ Linnea Thorne

東京都市大学「如学会」(発案)

北村友譜/目黒周作/秋山利奈/五十嵐雄大/梅原恭介/小川陵祐/尾花さき/梶ヶ谷恭輔/加藤州/川島俊哲/川田理紗子/川野辺怜奈/久保堅太郎/熊谷新太郎/佐藤勇輔/真田義隆/杉田奈美/数藤朱梨/中村智玲/永井瞳/長谷川貴大/花房考/高垣克哉