junaida展「IMAGINARIUM」によせて、作家のステートメント

光も闇も引き連れて 絵筆に灯る 想像と空想

junaida展「IMAGINARIUM」によせて、作家のjunaidaさんからステートメントが届きました!

IMAGINARIUM
光も闇も引き連れて 絵筆に灯る 想像と空想


真っ白な紙、鉛筆、絵の具、これさえあれば、僕はいつでも満たされた気分になります。なんなら紙は真っ白じゃなくても、たくさん絵の具がなくても、一本の鉛筆と、何かの切れっ端でも手元にあれば、もうご機嫌です。

絵を描くことが、自分の内側にある何かを外へ表現する行為だとしたら、内から外に出すことで、自分の内面が満たされるのはなぜなのか、考えてみると不思議です。
表現と引き換えに、僕は何を手に入れているのか。何かを手にするのと同時に、何かを手放しているのだろうか。だから繰り返し絵を描くのだろうか。答えのない問いかけが、ひとつ、またひとつと浮かんできます。

こういう自分でもよくわからない問答のようなものが、いくつもいくつも僕のどこかに隠れています。僕はそれを具体的な言葉にするわけでもなく、答えを求めるわけでもなく、ただその問いが途切れてしまわないようにと、ずっと思いを巡らせてきました。
形のなかったその想像や空想が、僕の右手から絵筆へと伝わり、その先端に灯ったものが、たぶん、僕の絵です。

junaida

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