(イベント終了)「ONI展」関連企画 関口メンディーさんと堤大介さんのトークショーを開催しました!

「関口メンディーが熱く語る『ONI』とクリエイティブの世界」

2023年1月28日(土)、トンコハウス・堤大介の「ONI展」に関連して、EXILE/GENERATIONSの関口メンディーさんと、長編アニメーション『ONI ~ 神々山のおなり』(Netflix配信中)で監督を務めた堤大介さんによるトークショーを開催しました。

関口メンディーさんはNetflixでいち早く『ONI』を鑑賞し、自身のSNSで「『ONI』が最高すぎた。感動と痛烈なメッセージ」と激賞。投稿に気づいた堤監督は「作品のどの部分に反応してくださったのか聞いてみたい」と返し、監督・堤大介の来日にあわせて、対談が実現しました。

監督が『ONI』に込めた思い、関口メンディーさんが感動し、受け取った痛烈なメッセージとは何か。そして、ふたりが語るクリエイティブの世界とは。今回特別にトークショーのようすを少しだけ紹介します。

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*販売期間は2月25日(土)23:59まで
*配信URL受取後から 2月26日(日) 23:59まで何度でも視聴可能です
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こちらのチケットは販売終了しました。(2023.2.27更新)

堤 何がきっかけで『ONI』を観ていただいたのでしょうか?

関口 音声プラットフォーム・Voicyで、お笑いコンビのキングコング・西野さんが『ONI』を紹介していたのがきっかけです。ストーリーや映像美、キャラクターのかわいらしさ、人を惹きつけるものに魅了されて、作品のメッセージ性にも刺さるものがありました。自分が表現活動で大事にしていることとも似ている部分があったので、作品を観たあとすぐに『ONI』の感想をTwitterで投稿しました。

トークショーのようす

堤 どのシーンが特に印象的でしたか?

関口 一番ぐっときたのは、知らないものを怖がってしまうという人間の本能。僕は新しいものに対してわりと寛容で、触ってみようやってみようとなれるタイプなのですが、そういう人ってそんなに多くないと思います。

僕が小さい頃は、ハーフってめずらしかったんですよね。周りの子からしたら、ハーフでカルビンくんみたいな見た目の僕は、新しいもので異質だったのかも。そんな経験を通して、僕自身が新しいものであるという意識が芽生えて、やはり新しいものに触れることは大事だなと思いましたし、一番共感した部分です。

関口メンディーさん

堤 『ONI』の好きなところを教えてください。

関口 トンコハウスの存在は知っていましたが、堤さんのことはよく知らずに『ONI』を観ました。そこで感じたのは、キャラクターの表情やジェスチャーがすごくアメリカっぽいなと。でも、主人公のおなりやかっぱが人間の世界に飛び込んだ時に、描写がしっかり日本だったのがとても感動しました。

海外の人からみる日本と、僕らがみている日本ってちょっと違いますよね。『ONI』では僕たちが慣れ親しんだ日本が描かれていて、信号の音を表現するシーンも堤監督だからこそできたことだと思います。そんなハイブリットな作品っていままでなかった気がするんです。そんなところが好きですね。

トークショー開催後のおふたりのコメント

関口メンディーさん

大好きで尊敬するトンコハウスの堤大介監督とのトークセッション。ほんとうに夢のような時間でした。

同じエンタテインメントを届ける側として、恐れ多くも伝えたいメッセージが近いところがありました。そんな堤監督とのセッションは、新しい自分を引き出して頂きながら、『ONI』の魅力を深堀する濃密な時間になったと思います。

エンタテインメント発信者はじめ、自分をマイノリティ側だと思っている方、『ONI』に興味がある方全てに、ぜひ触れて欲しいです。

堤大介さん

『ONI』という作品が関口メンディーさんの心に残り、そしてTwitterで感想を投稿くださったことが本当に光栄です。直接お会いして、関口メンディーさんの歩んできた人生やキャリアの全てが、現在の活躍に繋がっているんだなと感じました。そして、本作にリアクションしてくださったことに運命的なものを感じました。

関口メンディーさんの表現者としての今後をとても楽しみにしております。僕も負けないように作品をつくり続けていきたいと思います。すごくクリエイティブへのパワーをもらえるトークイベントでした。

関口メンディー(せきぐち・めんでぃー

2012年11月、GENERATIONS from EXILE TRIBEパフォーマーとしてメジャーデビュー。2014年4月にEXILE新パフォーマーに決定し、EXILEに加入。2016年にはNIGO®、EXILE NAOTO、VERBAL、SWAYと共にヒップホップユニット「HONESTBOYZ®」としても始動。俳優活動としてドラマ「ひみつ×戦士ファントミラージュ!」、「モトカレマニア」、映画「HiGH&LOW」シリーズ、「PRINCE OF LEGEND」などに出演。また10月15日からは、ABEMAにて初主演ドラマ「覆面D」の放送がスタート。GENERATIONSと兼任しながらEXILE、HONEST BOYZ®として、またバラエティー番組出演や、近年は俳優としても活動し、マルチに活動の幅を広げている。

堤大介(Daisuke “Dice” Tsutsumi/つつみ・だいすけ)

東京都出身。スクール・オブ・ビジュアル・アーツ卒業。ルーカス・ラーニング、ブルー・スカイ・スタジオなどで 『アイスエイジ』や『ロボッツ』などのコンセプトアートを担当。2007年ピクサーに招聘されアートディレクターとして 『トイ・ストーリー3』や『モンスターズ・ユニバーシティ』などを手がける。2014年7月ピクサーを去りトンコハウスを設立。初監督作品『ダム・キーパー』は2015年米アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネート。2021年には日本人として初めて米アニー賞のジューン・フォレイ賞を受賞。一冊のスケッチブックに71人の著名なアーティストが一枚ずつ絵を描き、手渡しで世界中を巡るというプロジェクト『スケッチトラベル』の発案者でもある。

TOPICS

2023年2月3日(金)10:00-17:00/トンコハウス・堤大介の「ONI展」
2023年1月13日(金)−2月5日(日)の木・金・土・日 12:00−17:00
企画展示 トンコハウス・堤大介の「ONI展」