「PLAY! に行きたいけど、そのためだけにはちょっと遠いかな…」なんて悩んだりしていませんか?
ちょっと待ってください。立川へは新宿から40分、吉祥寺からわずか20分、そしてすてきな場所がたくさん。”PLAY! のついで、ついでにPLAY! ” 立川に行きたくなっちゃうお店や場所を紹介します。
⑯四代目シェフは絶対「温」感!? 感動の町中華を食べるならここ!「四つ角飯店」(曙町)
JR立川駅北口から徒歩で約3分。取材に訪れた2月の寒空もなんのその、長い行列をたどった先に、立川グルメを語る上で欠かせない老舗の中華料理店「四つ角飯店」があります。
600グラムを超す名物・角煮や、一日になんと15000個を包んだことがあるという餃子のほか、メニューは四代目シェフ・高橋淳さんの果てなき探究のもと、日々進化し続けているそう。「同じもの、以上を作る」――皆さん、並んでリピートしたくなるわけです。
そんなシェフがたどりついた境地は、絶対音感ならぬ、絶対「温」感。具材それぞれに適した温度の熱を正確に入れる「四つ角流」は、全国から通うファンに感動を与え続けています。
さて、健康志向の昨今、中華料理と聞くと味付けの濃さが心配という方。ご安心ください、シェフは減塩ブームが訪れる何十年も前から、お客様の身体を想う優しいレシピにこだわってきました。一皿まるごと、最後の一口まで美味しく味わってほしい、それがシェフの願いです。
2027年には創業100年を迎える四つ角飯店。次の目標はあるのでしょうか。聞いてみると「お客様の前では、ちょっと……」。すると、手元のスマートフォンに新着メッセージが届きました。
「日本一の町中華を目指したいです!」
お茶目な四代目、その夢、応援しています!
⑰街中に現れるアートを楽しむ!「ファーレ立川」(曙町)
PLAY! が建つ立川北エリアを歩いていると、道路脇の車止めや遊歩道のベンチ、駐輪場のサイン…街中で機能するオブジェクトが、どれも個性的な造形をしていることに気が付きます。
実は立川は、誰でも気軽に現代アートに触れることができる“アートの街”。1994年、立川駅北口の米軍基地跡地に誕生したホテル、デパート、映画館、図書館、オフィスビルなど、11棟の建物からなる5.9ヘクタールの街「ファーレ立川」が誕生し、敷地内には「ファーレ立川アート」と総称される109点のアート作品が設置されました。
「パブリックアートは美術館でアートを見るのとは違い、いつでも誰でも鑑賞することができ、さらには触ることだってできる。その敷居の低さがパブリックアートならではの魅力ですし、アートを身近なものとして楽しんでもらいたいですね」。そう語るのは、ファーレ立川アートのガイドツアーを担当し、作品を27年間見守ってきたボランティアグループ・ファーレ倶楽部 会長の松坂さん。難しく捉えがちな現代アートですが、子どものように素直に、純粋に受け止めることがコツですよ、とも教えてくれました。
立川で街歩きをしながら作品を探したり、あるいはPLAY! MUSEUMの展覧会鑑賞と合わせてガイドツアーに参加!なんてアートな1日を過ごしたり。様々なアプローチができるのも、パブリックアートだからこそ。街中に潜むアートにアンテナを張っていたら、「もしかして、これもアート?」…なんて、自分だけの作品が見つかるかもしれません。
*立川のおすすめスポットは随時更新予定です。お楽しみに!