PLAY! ミニインタビュー特別編 柚木沙弥郎さん

企画展示「柚木沙弥郎 life・LIFE」

PLAY! MUSEUMで好評開催中の企画展示「柚木沙弥郎 life・LIFE」
柚木さんの作品や人柄は、世代を問わずたくさんの人を惹きつけています。

展示に関わったみなさんや、柚木さんと親交があるみなさんに、今回の展覧会の感想を聞いているミニインタビューシリーズ。

今回は特別編!
展覧会へ来てくれた柚木沙弥郎さんご本人に感想を聞きました。
*記事のまとめはこちら

撮影:平野太呂

Q1.展覧会はいかがでしたか?
A1.展覧会はね、とにかく僕の一生がコンパクトに集まっていて、それにひとつずつ解説があるような気がして、「あーそういうことをやってきたんだなー」ということをとっても感じるんだよ。特にあのおもちゃ箱の戸棚は僕の家を縮小したようなもんで、とっても感激した。
『雨ニモマケズ』やその他の額に入った絵が一枚ずつとても生き生きしていて、額がみんな揃っていてきちんと装丁されていて、それがきれいな壁、あの壁がいいよ、あれにうまくレイアウトしてあるの、感激だね。
のれんなんかが一つずつ、いい位置に下がってるのも特別な構成だと思うな。
入り口から人形が並んだところまでの両側っていうのは、僕の人生を語っているようで感動した。

撮影:平野太呂

Q2.おすすめの作品1つとそのポイントは?
A2.すごいのは布の森。布がわーっとあってね、とても奥行きがあるんだ、繁ってるって感じだね。白い砂利がとても効果的だと思うんだ。
あそこは作者がそんなことを言っちゃおかしいけれど、もうなんていうか、涙が出るほど感動するね。

撮影:平野太呂

Q3.おすすめのグッズかカフェメニューを教えてください。
A3.大きな作品集だよ。こんな作品集、世の中にないと思うんだ。布、染っていうのは実物を見ないとわからないけれど、それが大写しになっているから、染っていうものの良さ、本質をみんながわかってくれると思うんだ。
油絵とか、水彩とかタブロー(絵)とは違った表情があるね。そこんところが大写しになっているから、僕自身も発見だよ。
今まで感じなかった美しさを感じて感動したな。
見る人が大人も子供もそれぞれの視点から興味を持ってくれて、感謝しています。


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2021年12月17日(金)−2022年1月23日(日)の木・金・土・日