2024.9.19更新
展覧会オリジナルグッズについて
9月20日(金)10:00から、PLAY! オンラインショップで一部グッズを特別販売します。
*在庫がなくなり次第終了です
*2025年1月31日(金)23:59までの期間限定販売です
巡回は終了しました。ありがとうございました!
「エルマーのぼうけん」展 巡回情報
2024年3月23日(土)ー5月19日(日) 明石市立文化博物館(兵庫県)
2024年7月16日(火)ー8月25日(日) 福岡アジア美術館(福岡) *最終会場
*グッズのラインナップは巡回先により異なります。詳しくは巡回会場へお問い合わせください
*カフェメニューはPLAY! MUSEUM(東京・立川)のみの提供です
「エルマーのぼうけん」展期間中の利用案内・チケット販売について
会期中は、当日券で入場できます。土日祝および混雑が予想される日は事前決済の日付指定券(オンラインチケット)を販売します。詳しくはこちら
展覧会の見どころ・楽しみどころ5つ
①日本初となる展覧会で、約130点の美しい絵本原画、貴重なダミー本や「りゅう」の人形を初公開
②エルマーになった気分で冒険に出発。4つのシーンで物語の世界を体験する展覧会
③ぬいぐるみ、ウォータードーム、冒険のおとものキャンデーや歯ブラシまで!盛りだくさんのオリジナルグッズ
④エルマーシリーズの作者ルース・スタイルス・ガネットとは?豊富な資料で作者の人物像を紐解く
⑤各界で活躍する100人が冒険の書を推薦。古今東西の“ぼうけん”が大集合する「ぼうけん図書館」が開館!
「エルマーのぼうけん」とは
「エルマーのぼうけん」は、どうぶつ島にとらわれたりゅうの子を助けに行く、9才の男の子エルマーの冒険物語です。1948年から51年にかけて、『エルマーのぼうけん』『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』(文:ルース・S・ガネット、挿絵:義理の母ルース・C・ガネット 日本語版はいずれも福音館書店刊)の3冊の物語がアメリカで出版され、日本では累計700万部を超すベストセラーとして広く愛されています。
少年エルマーは、りゅうの子やその家族を助けるために、お父さんとお母さんと暮らす家を飛び出し冒険の旅に出ます。恐ろしい動物たち、不思議な病気、そして大人の人間たちという困難に出遭うたびに、エルマーは対立することなく受け止めて、自分の手元の道具や知恵を使い、機転をきかせて乗り越えていきます。自分と異なる他者を受け入れ、争わず知恵を使ってトラブルを 解決する姿勢は、作者ガネットが物語で一貫して伝える子どものみならず、大人にも向けられたメッセージです。
日本初となるこの展覧会では、70年以上前に描かれた130点を超す貴重な原画やダミー本など制作の資料を日本で初公開します。さらには、エルマーの冒険を会場内で楽しむために、絵本の世界に入って遊べる4つの展示を用意します。自分がエルマーになったように、ワニの背中をジャンプして川を渡ったり、嵐の中、りゅうとともに海を超えたり、そらいろこうげんに向けて空を飛び、15匹の捕われのりゅうを見つけ一緒に脱出することができます。PLAY! MUSEUMで、大人も子どもも、憧れの冒険の旅へ出かけましょう。
展覧会の見どころ・楽しみどころ
①息を飲むほどに美しい約130点の原画、貴重なダミー本や「りゅう」の人形を初公開
アメリカ・ミネソタ大学図書館のカーラン・コレクションが所蔵する約130点の原画を日本で初めて公開します。70 年以上前に描かれた、目の覚める色鮮やかな表紙や地図、鉛筆で丁寧に描かれた細密な挿絵は、息を飲むほどの美しさです。そのほか、作者ガネットが所蔵する3冊のダミー本(手作りの本の原型)、イラスト、挿絵を描くために作ったりゅうの人形などの貴重な制作資料も初公開します。
★初公開となる制作資料の数々
②エルマーになった気分で、冒険に出発。物語の世界を体験する展覧会
この展覧会は、絵本の世界の中に入り、自分が主人公・エルマーになった気分で楽しむことができます。4つのシーンを中心に、光や映像、立体造作による演出によって、わくわくする冒険を体験できます。さらには、動物たちの鳴き声、りゅうが羽ばたき空を飛ぶ音、洞穴から脱出するりゅうたちの大さわぎが聞こえてくる、Audio-Technicaの協力で実現する「音を感じる展覧会」です。
1. ワニの背中をジャンプして川を渡ろう
2. 嵐の中をりゅうとともに空を飛ぶ
3. 洞穴に捕われた15匹のりゅうを見つけて、一緒に脱出しよう!
4. 親友のりゅうの子ボリスと最後のお別れを
③ぬいぐるみ、ウォータードーム、冒険のおとものキャンデーや歯ブラシまで!盛りだくさんのオリジナルグッズに可愛らしいフードも
併設のPLAY! SHOPには日本初のエルマー・グッズがずらりと並びます。りゅうのぬいぐるみやマスコット、ウォータードームといった立体、さらには美しい原画をあしらった「Dragon’s Market」 ブランドのヴィンテージ感あるカップ&ソーサーやバッグ、雑貨類。エルマーのぼうけんには欠かせない歯ブラシやキャンデーなど、物語に登場するアイテムも並びます。そのほか、親子で身に付けることのできるカラフルなTシャツやステーショナリーが勢ぞろい。PLAY! CAFEでは、冒険気分を味わえる可愛らしいオリジナル・フード、デザート、ドリンクを提供します。
④「エルマー」シリーズの作者 ルース・スタイルス・ガネットとは?豊富な資料で作者の人物像を紐解く
ルース・スタイルス・ガネット(Ruth Stiles Gannett)は、1923年ニューヨーク生まれ。彼女は幼い頃からお話を考えるのが好きで、22歳のときに書き始めた『エルマーのぼうけん』を1948年に出版。挿絵は義理の母で挿絵画家のルース・クリスマン・ガネットが手掛けました。『エルマーのぼうけん』は1948年、当時ニューベリー賞と並んで権威のあった、ニューヨーク・ヘラルド・ トリビューン春の児童図書賞を受賞し、翌年には、ニューベリー賞オナーブックにも選ばれまし た。シリーズ3冊は世界的なベストセラーとして現在も愛され続けています。 展覧会では、ガネットが幼い頃にお話や絵を書いたノート、自作の小さなオブジェ、ガネットの数多くの写真を展示します。
⑤各界の著名人が冒険の書を推薦。古今東西の“ぼうけん”が大集合する「ぼうけん図書館」が開館!
主人公のエルマーは、猫の導きでこっそり家を抜け出して、麻袋に身を隠して船に乗り込むと、 海を渡って島にたどり着き、幾重の困難をくぐりぬけて、とらわれのりゅうの子を助けその背に乗って、空へと飛び立ちます。冒険は、未知との遭遇。勇気をふりしぼり、知恵をつかい、与えられたものだけで、乗り越える。コツは状況をうけとめ、しなやかに、うまくやること。冒険の先には、きらきらした発見と、すこし大きくなった自分自身が手を振って待っています。
「エルマーのぼうけん」展では、会場内に「ぼうけん図書館」をひらき、世界中の「ぼうけんの書」を紹介します。大草原、空中、海底、洞窟、無人島や秘境への大冒険。そして宇宙や体内、未来へのファンタジックな冒険、物理や科学、数学など知的な冒険。冒険家、写真家、学者、スポーツ選手、 絵本作家や文学者ら、挑戦する方々がおすすめする本がたくさん並びます。
『エルマーのぼうけん』
年をとったのらねこから、どうぶつ島に捕われているりゅうの子の話を聞いた少年エルマーは、りゅうの子を助ける冒険の旅に出発します。どうぶつ島では恐ろしい動物たちが待ちうけていましたが、エルマーは、 出発前にリュックにつめた道具をつかって、次々とやりこめていきま す。そして、ついにりゅうの子どもに出会います。
『エルマーとりゅう』
『エルマーのぼうけん』の続編。どうぶつ島を脱出したエルマーとりゅうの子は、エルマーの家へ帰る途中で嵐に遭いみかん島に降り立ちまし た。みかん島にはカナリヤたちが住み、王さまは「しりたがり病」という病気にかかっていました。エルマーは見事に王さまの病気をなおし、たくさんの宝物を手に入れます。
『エルマーと16ぴきのりゅう』
エルマーと別れたりゅうの子は、自分の家のある高い山に囲まれた「そらいろこうげん」へ向かいます。ところが15 ひきの家族は人間たちに捕われ洞穴に閉じ込められていました。りゅうの子はエルマーに助けを求め、エルマーは素晴らしい計画で家族を救いだしました。
Ruth Stiles Gannett(ルース・スタイルス・ガネット)
1923年ニューヨーク生まれ。幼い頃からお話を考えるのが好きで、22歳のときに書き始めた『エルマーのぼうけん』を1948年に出版。挿絵は義理の母で挿絵画家のルース・クリスマン・ガネットが手掛けた。『エルマーのぼうけん』は1948年、当時ニューベリー賞と並んで権威のあった、ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン春の児童図書賞を受賞し、翌年には、ニューベリー賞オナーブックにも選ばれた。シリーズ3冊は世界的なベストセラーとして現在も愛され続けている。