PLAY! MUSEUM 2021年度下半期の企画展示ラインナップを紹介します!
いずれも同時開催は年間展示「ぐりとぐら しあわせの本」展です。
もういちど「みみをすますように 酒井駒子」展
2021年9月18日(土)–11月14日(日)
緊急事態宣言による長い休館期間があったため、異例ではありますが、次会場の横須賀美術館(7月10日–9月4日)への巡回後、再度開催します。
その後、鹿児島の長島美術館へ巡回します(12月11日–2022年1月30日)。
森の中をあるくような、かけがえのない体験をお楽しみください。
「柚木沙弥郎展」(仮題)
2021年11月–2022年1月
日本を代表する染色家として内外で知られる柚木沙弥郎(ゆのき・さみろう)さん。98歳となったいまも、版画や絵画、絵本など、多岐にわたる創作活動を精力的に続けています。
PLAY! MUSEUMでは「くらし」と「いのち」をテーマに、遊びごころあふれる大らかな色やかたちを、大人から子どもまでが身体いっぱいに感じる展覧会を開きます。
「すべては、子どもたちのために〜動物会議 2022〜」(仮題)
2022年2月–4月
『飛ぶ教室』『ふたりのロッテ』などで世界的に知られるドイツの詩人・作家のエーリヒ・ケストナー(1899-1974)の名著『動物会議』(岩波書店)をご存知ですか。争いを止めない人類を痛烈に批判したケストナーは、人類が抱える大きな課題を、ユーモアとかわいらしさ、皮肉を利かせた絵本を通じて子どもたちに訴えました。そんなケストナーの問題提起を、8人のクリエイターが絵や立体、映像や空間を使い、現代の視点を加えてリレーして描き出す、新しいタイプの展覧会です。
原作:エーリヒ・ケストナー
空間構成:手塚貴晴(建築家)
参加作家(50音順):
植田楽(造形作家)/梅津恭子(ぬいぐるみ作家)/junaida(画家)/秦直也(イラストレーター)/菱川勢一(映像作家)/村田朋泰(アニメーション作家)/ヨシタケシンスケ(絵本作家)ほか。
カナダのオンタリオ美術館から挿絵画家ヴァルター・トリアーの原画借用を交渉中。